定員10名のお好み焼き屋さん

定員10名のお好み焼き屋さん

小学1年生の夏休み私は、病気の為1ヶ月入院していた。退院後、母が始めて連れて行ってくれたお店が、近所にあるお好み焼き屋さんだった。当時の私は人見知りが激しくちっとも笑わなかった。でも、そこのお店のお婆さんは、1人でにこにこしながらお店を回していた。「お嬢ちゃん何がいい。」笑顔で聞いてくるお婆さんをじろりと睨む私。隣に座っていた母が、「じゃー、テッカ焼きで」と言ってくれた。そこのお店のスタイルは、小さなボールに種が入っていてそれをスプーンでかき回して、目の前にある鉄板に自分で焼くのだ。でも、料理が下手な母はそれすらもお婆さんに頼んでいた。今思えばよっぽど自信がなかったのかな。さっとリズムよく作るお婆さん。だが、ちゃんと他のお客さんも見ている洞察力。子供ながらにビックリしていたのをよく覚えている。焼きあがった生地の上で鰹節がフラフラ踊っているのを見て思わず母に「生きているみたい」って言ったのを昨日のことのように覚えています。1週間食べても私は飽きない自身があります。私が家でお好み焼きを作る時は、とってもシンプルです。市販の粉の説明の通りに作っていくだけです。あくまでも、種です。肝心なのは、トッピングです。片面を焼いたらもう片面に返したら、チーズをたっぷりとかけます。一家全員チーズ好きの我家では、文句を言う人がいません。チーズを入れて焼いていたら、油断しているとすぐに焦げてしまします。気分はお好み焼き屋さんおお婆さん。折角作ったものが焦げたら食欲半減なので、私はいっつも焼き具合の見張り番です。ちょっとピザみたいな作りになってしまいますが、これが我家流です。ありきたりな方法ですがチーズだけでお腹いっぱいになります。

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